2020年1月23日木曜日

「聖霊は内へと消える」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「聖霊は内へと消える」

 体重が増えて夏を迎えました。この夏に変わったことといえば、汗をたくさんかくようになったことでしょうか。毎日、毎日、朝からTシャツを何枚も変えて過ごした夏でした。朝顔を洗いながら汗をかいているなんて。やっぱりすこしダイエットして痩せようかと真剣に考えていたら秋になってしまいました。

 今年の夏は、1枚のTシャツを好んで着ていました。夏の空のような青空と雲、白い鳩が飛んでいるものです。そのTシャツを着ていますと、青年からよく声をかけられました。「U2」ですねとか、先生も若いですねとか、先生はこのバンドのファンですかと。どうも、有名なロックバンドのTシャツだったみたいです。

 ところが、このTシャツは不思議なシャツでした。いまになって気がついたのですが、初めは白い鳩が飛んでいたのです。しかし、何回か洗濯すると鳩がだんだん消えてきて、そのかわりに青空になってくるのです。それがすぐに消えていくのではなく、だんだん消えていくのです。今ではもう少しで青空と白い雲のTシャツになってしまいそうです。

 この消えていく鳩をみながら、聖霊を思い浮かべていました。私たちに与えられた聖霊はいつか消えてしまうのだろうかと。いえいえそれは違います。消えていくのではなく、その人の中に吸い込まれていくのです。私たちに与えられた信仰が、青空のように澄み切った信仰であれば、そこに飛ぶ聖霊の鳩は内へ内へと入ってくださるのではないでしょうか。私たちの人生、聖霊と向き合っているのではなく、共に生きているのです。私の中に働かれる聖霊は、いつでも共にいて主イエスの御言葉を思い出させてくれるのです。だから私たちは弱いときに強い平安をえている。