2019年8月8日木曜日

「居場所を与える」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「居場所を与える」
 
 昨日、久しぶりに「自由人クラブ」の例会に参加させていただきました。いろいろな業種の方々があつまる自由な会です。
 
 この例会は食事とスピーチがあり、今回は「小学生ドッチボール全国大会優勝」の金剛寺ファイターズ監督のお話しを聞きました。監督とはいっても、実は普通のおばちゃんだったのです。しかし、なかなか感動してしまいました。全国でも小さな体格のチームを率いて、全国優勝するまでの道のりや、子どもたちとのふれあいやなどを聞きながら、教育ってなんだろうと考えさせられたのです。
 
 印象に残った言葉は「努力なくして栄冠なし」「全国大会で初戦敗退のとき、女の監督では優勝できないから止めるといったとき、子どもたちが僕らはおばちゃんとやりたいんだと言ってくれた」「80の力しか出せないと思っていても、100出すことを叱咤激励する」「ドッチボールは攻めのスポーツだが、女の自分には攻めには限界がある。むしろ守りのチームをつくって守り抜く作戦を考えた。守ることは最大の攻撃です」などなど。
 
 一番印象深い言葉は、「子どもたちに居場所を与えてあげること。居場所があれば彼らはどんなことにでも耐えて努力する」というものでした。ここから、いろいろな話題へと発展していきました。
 
 居場所がある。これは本当に大切なことだと思います。自分の居場所はいったいどこに用意されているのか。神様はいったいどこに私の居場所をおいてくださっているのでしょうか。教会の中のあなたの居場所はどこでしょうか。