2019年8月20日火曜日

「宣教タイプもいろいろ」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「宣教タイプもいろいろ」
 
 教区青年大会の準備で京都教会へ行ったときのことでした。京都教会の場所は鴨川の近くにあり、少し時間があったので、その土手を散歩してみました。とても気持ちよくなって川面をながめていると2羽の白鷺を見つけました。ところがその白鷺の対照的だったこと。何が対照的だったかといえば、その餌の取り方にありました。多分小魚を食べているのでしょうが、2羽はまったく別の行動をとっていたのです。そこに宣教の視点をみた思いでした。
 
 1羽の方は、ただじっと立っているだけでした。微動だにせず、何十分でも立ち続けていました。ところがもう1羽は、それはもうせわしく動き回っていました。あっちこっちをつつき回り、派手に動いていたのです。さてどちらが魚をたくさん取ったでしょうか。どうみても同じようでした。2羽はそれからも1羽は立ったまま、1羽は動き回っているだけでした。
 
 牧師の宣教タイプも同じかなと思いました。ひたすら礼拝を守ることに中心において宣教する静止タイプ。いろいろとイベントをやって、動き回る活動タイプ。しかし、どちらも御言葉を伝えるということにおいては同じだと言えます。どうも、私などはイベントタイプのようです。いろいろと企画して、当日が近づいてくると「もうやめよう」と思うのですが、終わってしまうと「次は何をしようか」と考えてしまうのです。だいたい私のようなタイプはフォローアップが苦手だということを知っています。
 
 これからも、ご意見を頂きながら宣教を進めていきたいと思います。また、フォローアップのほうは皆さんでよろしく・・・。と勝手なことを考えています。