2018年7月24日火曜日

「その人に応じるサービス」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「その人に応じるサービス」
 
 礼拝のことを「サービス」といいます。いわゆるあの「サービス」と同じです。しかし誰が「サービス」を受けるのかといえば、それは私たちです。ということは、「サービス」してくださるのは神様ということになります。
 
 先週、今年西教区に来られた牧師の歓迎会があり、有馬温泉に行ってきました。日本三大温泉のひとつとあって、なかなかのものでした。しかし、もっと満足したのは、その旅館の「サービス」でした。いろいろとあるのですが、一番感動したのは、タオルです。実は私たちは4人部屋だったのです。当然タオルも4本ありました。そこまでなら普通のことです。しかしそこのサービスは、タオルの柄は一緒でも、色が4色用意されてあったのです。つまり、間違わないように色を変えてあったというわけです。本当のサービスとは、このようなものかなと思いました。お風呂のタオルひとつとっても、この旅館のサービスがわかるように、それはもういたれりつくせりだったのです。
 
 神様の「サービス」とはこのようなものだと言えます。なにからなにまで、用意してくださっている。しかし、その人に応じてすべて変えてあるのです。その人の状態によって、試練を用意してくださる。これもサービスです。同じように計り知れない恵みも用意してくださっている。このような神様が、羊飼いである主イエスなのです。今日の礼拝ではどんなサービスをいただきましたか。