2019年6月4日火曜日

「宣教の視点をどこに」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「宣教の視点をどこに」
 
 オルガンコンサートも無事に終えることができました。広島教会のオルガンの素晴らしさを再確認できました。ほんとうにいろんな音がでるのだと思いました。作ってくださった CDを何回も聞いていると、ますますその素晴らしさに圧倒されるばかりです。礼拝でもご奉仕くださり、礼拝でのオルガンの弾き方などを直接学ぶことができました。これはほんとうに恵まれたことでした。
 
 Hクウォーゼ音楽監督(ドイツ・ブラウンシュバイク大聖堂)は本当に気さくな方でした。歩きながらいろいろなことを教えて下さったのです。私が一番印象深く聞いたのは、教会での宣教のお話しでした。いかに教会へ人を呼び戻すかという話題でした。そのために監督は、子どものための音楽学校を作られたそうです。まず子どもから教会へ呼び戻そうという計画を立てられたそうです。子どもたちには、父母がいる、祖父祖母がいる、叔父叔母がいる。その人たちを呼び戻すことができると確信されたそうです。
 
 どこに宣教の視点を置くべきか、それは大変な課題だと思います。しかし、いま自分に何ができるかを考えて、宣教計画を立てることの大切を学んだようでした。いまそれがどのように実を結びつつあるのかをもう少し聞ければよかったのですが。
 
 さて、それでは私たちの教会はどこに視点を置くべきでしょうか。なにができるのでしょうか。すでに始まっている宣教の業をもう一度再点検して方向を定める時期にきているように感じます。みなさんのご意見を大歓迎いたします。