2019年9月19日木曜日

「宣教の相乗効果」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「宣教の相乗効果」
 
 世の中には相乗効果といわれるものがあります。どこでどうこの効果がでてくるか、不思議なのがセールスの世界だということをお聞きしました。
 
 さて、その相乗効果という話題で、アメリカでのドイツ車大流行の話をききました。新聞・ニュースでは日本車の売上が伸びているのは事実ですが、ここにきてドイツ車に人気が集まっているというのです。その理由は、新しいタイプのフォルクスワーゲンが発売されたのです。フォルクスワーゲンといってもピンとこないかもしれませんが、むかし「かぶと虫」と言われていたあの車です。このデザインがかわいいので、みんなが競ってドイツ車の販売店におしかけたのです。しかし、売り切れ。しかたなく他の車でも見て帰ろうか・・が、ほうドイツ車って良いじゃんとなり、他のドイツ車がどんどん売れているのだそうです。
 
 教会の宣教ポイントも同じかなと思います。結婚式・コンサート・幼稚園・保育所・ボーイスカウトに来ていても、ちょっと目先を変えるとそこに教会がある。礼拝がある。「礼拝っていいもんですね」となって、教会につながる。そんな宣教があってもいいのだと思います。
 
 教会へつながるということは、キリストにつながるということです。ここが一番大切なポイントだといえます。だからこそ、はじめの一歩が重要なのです。結婚式で始めて広島教会に足を踏み入れるとき、そこで出会う第一歩で宣教が決まるのではないでしょうか。私たちはキリストの働き人として出会っていることを忘れたくないなと考えています。