2018年1月23日火曜日

「正しいという頑なさ」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「正しいという頑なさ」
 
 最近では、天気予報がはずれることはありません。しかし、つい一昨年頃までは、大切なときに予報が外れることが多いと感じる天気予報でした。実際はそうでもないのですが。ところで、気象庁では次のような笑い話が語り継がれています。
 
 ある予報官が、明日の天気を「快晴」と予報しました。そして彼は早々と宿直室へいって寝てしまったのです。しかし、翌朝は土砂降りの雨となりました。彼の予報は見事に外れたのです。すると、その予報官は自分のデスクから昨日の天気図を出し、じっとその天気図を眺めました。そして、窓から土砂降りの雨を眺めてひとこと呟きました。「この天気図によると、絶対雨は降らない。したがって、降っている雨が間違っているのだ・・・」。
 
 私たちの人間関係で失敗しやすいのは、この「降っている雨が間違い」と同じかもしれません。人は自分だけが正しいと思っています。また自分しか信じられないという人もいます。自分はあくまでも正しいという頑なさが、人との関係を悪くしているのです。
 
 人間は、みんな正しさも持っていますし、同じようにみんな間違いも持っています。正しさとは神様だと信じているのがキリスト者です。