2016年12月16日金曜日

お客さん信者が

クレヨン牧師のミニエッセイ
「お客さん信者が」
 
 地区の牧師会で、「一つの礼拝が成立するには、約二十種類の奉仕がある。その全部を言えないようでは信者として失格だな」と引退された牧師が言われました。私自身は言えるかと冷や汗ものでした。しかも続けて「その二十種類のうち五つ以上に関わっていなければ、キリスト教をやめたほうがよい」とまで言われました。
 
 礼拝での奉仕についてどのくらい知っているでしょうか。そしてどのくらい関わっているでしょうか。私たちの教会では、奉仕するもしないもその人の信仰の問題だと言ってきました。ですから「しましょう」と言ったことはありません。むしろ自分がやればそれでよいと言う考えだったのです。その方が楽なのです。ところがそれでは、皆さんを神様から遠ざけていることに気がつかされました。
 
 「お客さん信者の多い教会は絶対成長しない」との言葉の重さを感じます。それではどうあるべきか、牧師として悔い改めを迫られています。