2016年9月30日金曜日

クレヨン牧師のミニエッセイ

 『大きな声で讃美歌を』

 歌は不思議な力を持っています。人をひとつにしたり、そのなかにメッセージを含むもの、気持ちを軽やかにするもの、力づけるもの、そして心の支えになるもの。

  あるとき教会学校で夏にお化け屋敷にいったことがあります。大人の私が怖いと思うほどの屋敷でした。あちこちで子供が泣き、それはもうパニックになりかけたころ「主われをあいす~」と一人の子供が歌いだしたのです。いつのまにかそれが大合唱になり、なんとかそこをくぐりぬける事ができました。

  その出来事を通して、讃美歌がいかに人の心に勇気をあたえ、しかも支えになりうるかと驚きまた感謝しました。

  讃美歌を歌うことは神様との対話です。それはいつでもどこでも予約なしにさせて頂けるのです。歌いましょう。大きな声で讃美歌を。