2019年1月17日木曜日

「はじめっから無理」

クレヨン牧師のミニエッセイ
「はじめっから無理」
 
 学校が夏休みなので、幸か不幸か子供達が毎日家にいます。だんだん飽きてきたのか、毎日プログラム(やること)を造ってやるのに大変です。「テレビでも見てなさい」とは言いたくなくても、自然とそうなっています。しかしワイドショーを見るよりは、ディズニィーのビデオを見ているのが現状です。がしかし、大人の方がそのビデオを楽しんでしまいます。
 
 さて、昨日は「白雪姫」をみていました。「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰か」と一人の女性が質問をする。当然「あなたです」と答えが返ってくると思っていたが、「それは白雪姫です」と答える。それで怒った彼女は、先妻の子である白雪姫を殺すことにしたという物語です。この物語をみているとどうしても疑問を持たざるをえません。それは、白雪姫と継母の美しさを比較しようとすること自体が、土台無理な話だと思うのです。白雪姫は13歳位。継母は中年女性なのです。二人の美しさの次元は初めから違うのです。それぞれに美しさがる。この鏡は回答不可能ですと答えればいいのに・・・(それでは物語にならないのですが)。
 
 私たちはどうも比較することが大好きみたいです。あの人と私はどっちが幸せか、いやどっちが不幸かと。隣りの芝生は・・・と。しかし、神さまの前ではそのような比較はしなくていいのです。私には私なりに、となりにはとなりなりに接してくださるのが、主イエスだと言えます。キリストと出会っているいまで充分。