2019年7月2日火曜日

「約束の重み」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「約束の重み」
 
 我が家では「テレビ」で問題が起きることが多いようです。チャンネル争いというのはありませんが、ついダラダラと見てしまうのです。時間を決めて見ることを約束しても、学校から帰ってくるとランドセルを置く前にテレビをつける始末。ついにテレビ禁止命令を出してしまいました。しかし、何度禁止命令をだしても同じことの繰り返しです。大人の私でさえついダラダラと見るものですから。
 
 さて、そこで今回は契約書を書かせました。「今日から一週間テレビを見ません」と。しかし、それでは同じことの繰り返しになると思い、約束を破ったときにどうするかも書かせたのです。そして出来上がった契約書は、「今日から一週間テレビを見ません。もし見たら家を出ていきます。華美」。家を出て行くほどの決意はないだろうし、親としては三日もてばいいと思っていました。
 
 ところが、なんと華美はこの約束を守り通したのです。先週一週間、一度もテレビを見なかったのです。一週間目の昨日は二人で抱き合って喜びました。親バカですが、私は華美の姿勢に感動さえ覚えました。この一週間で、私も華美も約束の重みを学んだのだと思います。
 
 約束。それは破られてはならないものです。私たちは神様とどんな約束を交わしているのでしょうか。神様は私にどんな約束を与えて下さっているのでしょうか。何度でもその言葉を繰り返し伝えて下さるのですが、いつかはその約束を受け入れる時も与えられているのです。聖書のなかにその約束はあります。