2019年2月5日火曜日

「どう受け取るか」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「どう受け取るか」
 
 ある本に「おいしいものを食べる」ことと、「おいしく食べる」ことは違うと書いてありました。なるほどと感心してしまいました。おいしいものをおいしく食べるのは簡単ですが、自分にとって苦手なものでもおいしく食べることは難しいものです。しかし、できないわけではありません。そこに「感謝」があれば、なんでもおいしくいただけるような気がします。
 
 いろいろな教会の会議にでますと、「広島教会はどう?」と聞かれます。そう聞かれると「ええ、壮年会が毎月1回昼食を作るくらい時代先端の教会です」と答えます。みな「そりゃあすごい」といいますが、決まって「それで、その料理はまともで、おいしいの」と言われるのです。どうも「たいしたことありません」との答えを待っているようです。
 
 一応、私も壮年会のメンバーですから「おいしい」かどうかは判断しかねます。しかし、とっても「おいしく食べることができる」のではないでしょうか。教会のいいところは、「おいしく食べることができる」ということです。信仰を与えられている私たちは、試練がやってきてもそれを、神様の恵として受け取ることができるのです。私たちの人生「信仰によってどう受け取るか」が大切なポイントだと思います。今日は天丼なんだそうです。心持ち一つで期待が高まります。