2019年2月26日火曜日

「預言と予言は違う」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「預言と予言は違う」
 
 プロ野球日本シリーズが始まり、いつもは見ないプロ野球放送を観戦しています。なかなか面白い試合内容です。ヤクルトが絶対有利との予想とは違い、ライオンズの健闘ぶりがなかなかです。最終的には投手力が決め手かな、などといっぱしの解説者きどりでみています。(これは月曜日の文章ですが・・・)
 
 さて、このプロ野球でもサッカーでも相撲でもそうですが、必ずシーズン前には解説者の予想というものがあります。しかし、当たったためしがありません。今回のプロ野球にしても、この両チームが優勝するなんて予想した解説者はいないのです。それは、サッカーでも相撲でもそうです。しかし、なぜ当たらないのかということを考えてもみませんでした。きっと、人間の考えだからだと思います。
 
 私たちは未来がどうなるか、知りたくてたまりません。予想、予言のたぐいはこの世には氾濫しています。もちろん聖書の中にもあります。私たちの未来はどうなっていくかなど・・・。しかしそれは「預言」なのです。つまり神様の言葉を預かって人が語ることなのです。
 
 人間の考えだけでは未来の確かな予想などできないのです。そこには自分勝手な考えだけしかあらわれてこないのです。主イエスは「わたしの言葉は廃れない」と言われました。未来を不安に感じるよりも、いま主イエスの御言葉に立ちたいと思います。