2019年2月14日木曜日

「口コミが一番」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「口コミが一番」
 
 「情報の伝達の方法で一番有効なものは何か」ということを調べた会社がありました。その結果報告を新幹線で拾った週刊誌で読みました。と書くだけで様々な情報の入手方法があるのだと思います。
 
 させ上記の結果は「口コミ」だったそうです。つまり、一人一人の口から口へと広がっていく宣伝方法のことです。それが新聞、テレビ、雑誌の情報よりも、友達からの「口コミ」の情報が一番有効で信頼性あるという結果なのです。実験では、渋谷にたむろしている女子高生10人に「プリクラがなくなるらしい」という情報を流し、それがどのくらい広がるかで実験。すると、3日後には渋谷の女子高生のほとんどが知っており、1週間では都内の女子高生のほとんどが知っていたという結果がでたそうです。実験した方も結果をだした方もあきれてしまいますが、驚きでもあります。ただし、その情報を信じているかという点では、全ての人が信じているわけではなかったとなっています。
 
 さて、それでも「口コミ」という情報伝達は、有効性はあると思います。私たちのまわりにも「口コミ」情報が溢れていますし、この情報にまどわされてもいます。どちらにせよ、それを伝える側がどれだけ伝えられる人に信頼されているかにもよります。聖書の世界はほとんど「口コミ」の世界でした。しかし、それによってユダヤ中の人たちが主イエスのもとにやってきたのでした。