「自然の力をみた」
クレヨン牧師のミニエッセイ
「自然の力をみた」
先週はいろいろなことがあった1週間でした。まとめてみると、自然の力を見せつけられた週だったように思います。
まずは、地震。けっこう揺れを感じました。そして6月の台風。6月に台風がくることは珍しく、しかも2つもやってきました。名古屋地区の「みのり教会」では屋根が吹き飛ばされたそうです。神様の平安を祈ります。
さて、私たちの教会は「地震にしても台風がやってきてもビクともしませんでした」と感謝していましたら、思いがけない自然の力を見せつけられました。それは、教会にある鉢植えの樅(もみ)の木が突然枯れはじめたのです。せっかく新芽が出て、その生命力を喜んでいましたが、その新芽がほとんど緑のまま枯れ落ちてしまいした。原因は水不足だったのです。いまの季節はたっぷり水をやらねばいけなかったそうです。
自然の力は計り知れないものがあります。それと同時にその「もろさ」も教えてくれるのです。神様がお造りになったこの自然の前に、私たちは畏敬をもって立つ事なしには生きていけません。
枯れはじめた樅の木ですが、まだこれからがあります。いまならまだ間に合う、きっと命の再生という神様の御力をみせてくれるはずです。