2018年11月22日木曜日

「素足で聖地に立つ」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「素足で聖地に立つ」
 
 イスラエルにいくことになりました。「何もこんな時期に行かなくても」と忠告もありました。それでも行きたいと思ったのは、主イエスの生きたその場所に立ってみたいからです。すでにイスラエルに行かれた方からは、「あまり夢を抱いていかないほうがいいよ」と言われました。聖所といえば、想像するだけで神様の存在が生き生きしている素晴らしいところに思えます。しかし、実際は違うとの感想をもたれる方が多いのだそうです。それでも一度は行きたくなる魅力があるといいます。
 
 さて、私の場合はといえば、とにかくガリラヤの地にこの素足で立ってみたいのです。素足でその地に立つだけでいいのです。というのも、初めて中国へ行き、あの大地に立ったとき、「この大地は、主イエスが立たれた地とつながっている」と感激したのです。そのときから実際その場所に立つのが夢でした。どんな空気を吸われたのか、どんな景色を見られたのか。そして、どんな言葉を伝えられたのか。そのすみっこにでも触れさせていただけたらいいのです。
 
 あまり夢を膨らませず、しかし、シラケもせず行って来ます。どんな報告ができるか楽しみです。主イエスの眼差しを感じることができるでしょうか。そして、その眼差しはこの日本のどこで感じることができるでしょうか。いろいろな課題を見つける旅にしたいものです。