クレヨン牧師のミニエッセイ
「一日即一生」
新潮社「波」の新年号に、作家の城山三郎氏が次のように書いていました。
一日即一生
私たちはよく、今年はどんな年にしようかと考えます。しかし、聖書にも書いてあるように、明日のことを思い悩むことはないのです。むしろ、今日という日を大切に生きていきしかないのかもしれません。
自分で書いていて冷や汗が出るのですが、今日やらなければ明日はできないという思いで、何事も誠実に取り組みたいと思います。誰にだって明日はわかりません。手探りだけれど確実な今日が一生なのです。この思いを胸に祈りつつ歩める一年としたい。
朝目覚めて「神様、新しい命を感謝します。与えられた今日を精一杯生きることができるように導いてください」と祈りつつ、今日の一生をいきてまいりましょう。