2019年11月21日木曜日

「神様の配慮の大きさ」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「神様の配慮の大きさ」
 
 私という一人の人間が生きていくうえで、どれくらいの配慮をいただいているのでしょうか。家族や隣人をはじめ、神様からの配慮をどのくらい知っているか・・・。と考えさせられる時を与えられました。
 
 ここ2ヶ月ほどに、東京へ3回、北海道へ1回行くことができました。最近は時間的に楽なような感じがするので、飛行機を利用しています。正確に時間をはかれば「のぞみ」でも同じようですが、やっぱり飛行機は早いというイメージがあります。先週も東京からの始発便で帰ってきました。その途中、機長から次ぎのようなアナウンスがながれました。
 
 「この飛行機の高度は○○フィート、速さは時速○○キロです。ただいま富士山が右下に見えております。ところで、この飛行機には燃料がドラム缶にして100本分が積み込まれています。その燃料を1分間にドラム缶2本分を消費しながら広島へ向かいます・・・・」
 
 なにげなく聴いていまして、はっとさせられました。この乗客を広島まで運ぶためにそれだけの消費があるのか。1分間にドラム缶2本分のエネルギーが必要とされていることに驚きを感じたのです。
 
 私たちの生活は、自分たちだけで生きているわけではありません。私という一人の人間が生きていくうえで、かなりのものが自分の知らないところで使われていくのだと思います。食べ物ひとつとってみても、私の存在のために毎日毎日その命を犠牲にしているものがあるのです。そのことを神様は赦しておられ、私たちのために配慮してくださっているのです。生きるということは、やっぱり感謝だと思います。