2018年10月25日木曜日

「聖霊の導きで」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「聖霊の導きで」
 
 教会で結婚式を挙げられた方や家族から、お手紙やお土産をいただくことが多くなりました。それだけ、教会との関係が密になってきたということでしょうか。教会でのひとときに、暖かいものを感じておられるみたいです。
 
 先週も、新婚旅行から帰ってきたばかりのお二人が教会を尋ねてくださいました。新婚旅行の話や、結婚式の話などで楽しいひとときを過ごしました。その話の中で、「私たちは結婚式で《信仰》に出会ったように思います」と言われました。くわしく聞いてみますと、「式が始まる前は、あんなにニコニコして優しい牧師さんが、いざ結婚式が始まると別人かと思うほど威光につつまれて、厳かでした。そのお姿に宗教というか、信仰をみました」ということなのです。
 
 式の前も、式の最中も牧師は同じです。しかし、そこに聖霊の力が降りそそぐのだなと思います。きっと、結婚式に出席されたお二人の中にも聖霊が働いておられたのでしょう。後で聞いたところ、お嫁さんのお父さんはクリスチャンだったのです。しかし、教会を離れて30年と御手紙をくださいました。お嫁さんを始め家族は結婚式で初めてそのことを知ったそうです。娘さんが教会で式を挙げることになり、自分はクリスチャンだと告白されたそうです。
 
 主イエスが導いてくださったのでしょう。これからのお二人の上にも、お父さん家族の上にも聖霊は豊かに働くことでしょう。