2020年3月24日火曜日

「長女が学級委員長に」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「長女が学級委員長に」

 長女が「今日、学校でいやなことがあった」と、やや嬉しそうに帰ってきました。どんないやなことかと言えば、3学期の学級代表になったとのこと。私の時代でいえば「学級委員長」ということでしょうか。いやなことといいつつ、選ばれたことに喜びを感じている様子でした。

 そういえば、私もよく学級委員長というものをしました。よくというより毎年やっていたように思います。選ばれることと、責任をもって働くことに喜びを持っていたのかもしれません。しかし、いざやり始めるととても大変な仕事だったと思います。学級をまとめていくリーダーシップが要求されるからです。そのような中で教えられたことは、リーダーシップというのは「力・権威」ではなく「信頼」というこです。この「信頼を学ぶ」ことはとても大切なことです。

 さて、私たちと神様との関係においてはどうでしょうか。私たちの神様への信頼はもちろんのことです。それが信仰ということです。私のすべてを信頼しておまかせする。これが全き信仰といえます。しかし、もう一つの信頼を忘れてはいけません。それは、神様の私たちに対する信頼です。神様は私たちを信頼して命を与えてくださっています。ある人には信頼して子供を、ある人には仕事を・・といったように、すべてのことは神様からの信頼のうえに、私たちにまかせられていることなのです。

 学級代表をどのように務めていくか、それを通してなにを学んでいくか楽しみです。できれば、信頼されることの重さと喜びを学んでくれたらと祈っています。そうはいっても半分は安心しています。神様が娘を信頼してくださっているからです。