「神様似」
ある雑誌に「カミさん川柳・最優秀賞」の発表がのっていました。
いってらっしゃい閉まったドアにまわしげり(93年度)
幸せは子供のほほのやわらかさ (94年度)
はえば立て立てば寝てろの親心 (94年度)
「チッコない」いい張る足元ナイアガラ (96年度)
化粧すりゃ夫驚き子ども泣く (97年度)
と、なかなか初春から笑わせていただきました。その中でも次ぎの句には関心してしまったのです。
「ママ似だね」どこが似てるの生まれたて (95年度)
赤ちゃんが生まれると人はすぐに「ママ似」「パパ似」「誰々似」と決めつけたがります。しかし実際は生まれたての子供はみんな「猿似」といった方がよいのかもと、その本には書いてありました。しかし、いくらなんでも「猿似」とはいえないもどかしさもあります。ところが、人間はみんな「猿似」ではなく「神様似」なのだといえます。天地創造の紙芝居を製作しながら「神様に型どり、神様に似せて人を造ろう」と言われました。そうんなです。私たちは誰でも神様に似せて造られている存在なのです。神様の御言葉とともに御心もいただいている存在だといえます。
だからこそ、次ぎの「カミさん川柳」が最優秀賞をいただくのだと思います。
高熱のママのおっぱい吹いて飲み (99年度)
さすが、子育てということは大変なことです。そのように私たちも神様から見守られているのですね。感謝です。