「きっと花咲く時がくる」
クレヨン牧師のミニエッセイ
「きっと花咲く時がくる」
「会館運営委員会」に出席のため、東京へいってまいりました。たくさんの荷物を持っていくものですから、森先生には「まだ出張慣れしてないなあ」と笑われてしまいました。何をそんなに持っているかといえば、ほとんどはノートパソコン機材です。それに加えあれもこれもと詰め込んで、みるみる大きくなるのでした。しかし、つい便利なものでこうなってしまうのです。
さて、その大きな荷物の中に帰りには素敵なものを詰めてきました。それは植物の種です。つばき、せんりょう、あけび、かりん、その他。なんとこれは市ヶ谷教会のまわりでとれたものだそうです。渡辺牧師が大切に育てておられました。しかし、もっと驚いたことは、これらの木は誰が植えたのでもなく、鳥が運んできた種が木になったということです。神様の命を誰かが受け継いでくれるのですね。しかも、その木が都会に潤いを与えているのです。
ということで、さっそく私も牧師室のベランダにプランターを置いて、庭にしてみようかなと思いました。けっこう根気がいることだから、途中で投げ出してしまうかもしれません。まあみていてください。
宣教の種蒔きも同じかもしれません。根気よく、あせらず、こがらずです。きっと花咲く時がくることを信じていたいものです。