「やることがある」
子どもたちの冬休みも、やっと、やっと終わりが見えてきました。宿題にキャンプと予定があるときは平和なのですが、中旬以降は何もすることがなくなります。そこからが、親子の勝負ところでしょうか。あと3日というところまでくると、無事に過ごせたという感動まで味わいます。
さて、わが家の小学生の娘たちにはどんな冬休みだったのでしょうか。それぞれが過ごした2週間の時間に、何をしてきたかが問われることでしょう。とはいうものの、けっこう充実してたと思います。次女は毎日「小さな保母さん」として、ルーテル保育所に通いました。何をしていたかはわかりませんが、自分では働いていたつもりかもしれません。暖かく迎えて下さった方々に感謝します。それでは長女は何をしていたか。毎日、私の昼食をつくってくれました。その創作料理に驚くこともありました。卵あんかけソーメン。豚キムチラーメン。焼き肉のたれ焼きうどん。温ソーメンのカレーかけ。ニコニコ麺・・・etc。どれもおいしくいただくことができました。
好きなことを好きなだけできるということは、とても幸せなことです。しかし、もっと大切なことは、それをする場所が与えられているということ。そして与えられたところで楽しくそれをやるということです。小さな保母さんでも、小さなシェフでもいいのです。それぞれに、自分の場所が与えられていることに感謝すべきだといえます。
「今日やることがある。今日自分の場所がある」。このことが、私たちに生きる力を与えてくれるのです。しかしその2つのことを私たちに与えてくださっているのは、神さまなのだとという感謝を忘れないことです。