「なおプラス1」
クレヨン牧師のミニエッセイ
「なおプラス1」
小さな書物でも、いざ出版するとさまざまな反応が帰ってきます。その反応に驚いたり、喜んだり、反省したりです。一番困惑するのは、それをもとに講演依頼がきたときです。「何を話すか」テーマがあればいいのですが、「神様のクレヨン」を話してくださいと言われると、何を話して良いのか考え込んでしまいます。
ある本の中で「よい卓話、五つの条件」というものを読みました。卓話と説教とを置き換えることはできませんが、宣教にはつながるかなと思って読みました。
1、聞き手が楽しいか。
2、聞き手に新鮮な情報か。
3、聞き手が納得するか。
4、聞き手が感動するか。
5、聞き手が行動を起こすか。
どうでしょうか。4番まではなんとかできますが、一番難しいのは5番です。その講演によって、聞き手が行動するには前4つの条件を満たし、なおプラス1が必要なのだと思います。
主イエスのお話しはどうだったかなと思います。この5つの条件をすべて満たしていることがすぐわかります。やっぱり、神の言葉は違います。
講演に呼ばれるたびに5つの条件をまず考えますが、やっぱり生かされている証しをすることが5つの条件を満たすことを教えられます。