神様っておるん
クレヨン牧師のミニエッセイ
「神様っておるん?」
長女が車の中で突然聞きました。「お父さん。神様って本当におるん」。突然の質問に驚きと喜びを感じました。とっさにどんな答え方をしようかと考えましたが、たった一言「神様はおるよ」と答えました。「神様は生きておられる」それだけで充分でした。
数週間して、長女がまた聞きました。「お父さん。人間の神様は二人おるんよね。一人はマリア様で、一人はイエス様だよね」。そのときは「華ちゃんよく分かるね。でもちょっと違うよ。神様はイエス様だけだよ。マリア様は信じることを教えてくれる人なんだよ」と答えました。長女は不思議そうな顔をしていました。
そしてまた週週間たちました。「お父さん。お友達が神様はおらんというけど、○ちゃんはおるってしっとるんよ。だってお父さんがおるって教えてくれたもんね」。
私たちは信仰において、はっきりした態度を要求されるときがあります。要求する相手が子供であっても同じ事なのです。その時は聖霊が語ってくれる時でもあります。「神様は生きておられる」。この一点だけは私の家庭では他に譲れない一点です。