礼拝時間の謎
クレヨン牧師のミニエッセイ
「礼拝時間の謎」
ペンテコステの日曜日、朝早く洗礼式を行うために柳井教会へ行きました。早朝のドライブはとっても気持ちがいいですし、緑が青々としてして心が清らかになりました。
さて、車を飛ばしていると、いま田植えの真っ最中です。多分日の出のすぐあとから働いておられたのでしょう。そろそろ仕上げにかかろうとしておられるのがわかりました。それをながめながら、礼拝がどうして十時半からなのかわかったのです。
私たちは無意識に十時半の時間を迎えます。いったい誰がこの時間を決めたのでしょうか。そしてなぜ十時半なのでしょうか。実はこれは農作業をしておられる方たちの時間と関係がありそうです。朝一番の仕事のあとの休息時間なのです。
一番平安な時間。それは一仕事終えた時間でもあります。そこに本当の感謝や喜びがあるのです。私たちはこの時間を大切にしたいと思います。その時間を脅かすものが多いのですから。