皆が主役
クレヨン牧師のミニエッセイ
「みんなが主役」
幼稚園の演劇会で楽しい話をききました。
今年の出し物は「ぐりとぐら」でした。ある子供が家に帰ってきてお母さんの言いました。「お母さん、僕『ぐり』の役になったよ」と。お母さんは大喜びでした。なんたって主役ですから。それでおじいちゃんやおばあちゃんはもちろん、親戚の皆に声をかけ当日の晴れ姿を見て欲しいと招待されたそうです。
さて当日のこと。大勢の親戚の見守る中、劇が始まりました。幕があき自分の子供はどこに出てくるか緊張してまっていました。ところが舞台には幼稚園の全園児が立っていたのです。そしてよくみると、半分は「ぐり」半分は「ぐら」だったのです。つまりみんな主役だったのです。
この話を聞いて笑い転げました。しかし、クリスマスも同じだと思いました。クリスマスの主役は誰でしょうか。主イエスはもちろん、私たち一人一人もキリストによって救われる主役なのです。あなたが主役。私もp主役。全員主役です。