愛の日
クレヨン牧師のミニエッセイ
「愛の日」
聖バレンタインの日がやってきます。最近では「チョコレートの日」となってしまいました。ところがある年は「愛の日」なのだそうです。なんでも十四日が日曜日になると、義理チョコが激減するのたそうです。学校も休み、会社も休みだからです。かわそうなのはお父さんたちです。
それではチョコレートの売上も激減したかといえば、いつもと同じです。なぜなら、たった一個の「本命チョコ」に予算のすべてを費やしたからです。やっとチョコレートの日から、愛の日となったわけです。どっちにしろチョコレート販売の店はニンマリですが。
何が本当の愛なのでしょうか。たった一個のチョコレートで愛を伝えることができたら、教会の予算を全部費やしてチョコレートを配ればいいのです。神様の愛を伝えるのが困難なのは、「ここにないものを信じれるどうか」にあるからです。つまり、信仰の問題だからです。私に与えられた信仰が神様の愛を伝えると言えます。