み言葉を聴く
クレヨン牧師のミニエッセイ
「み言葉を聴く」
今年は正月から「三年日記」を書き始めました。といっても一月二日~三日までは空白となっています。あれだけ日記を付けることが楽しみで、昨年の十一月に日記帳を買ったのに、すっかり忘れてしまっていたのです。まあそれでも一月は六日の空白ですみました。
いま空白の日記を前にして、聖書を読まない日を空白にしたら一年でどれくらいになるだろうかと考えていました。そういう意味では、教会の牧師は環境がよいのです。朝夕の礼拝堂での祈りのときに、聖書を読むからです。しかし、あまりにも習慣になりすぎると表面だけすっと通り過ぎていくことになります。聖書を読むことに中心をおくのではなく、キリストのみ言葉を聴くことに中心をおきたいものです。
今年度の教会の目標は「聖書を読む」です。それは「キリストのみ言葉を聴く」ことであり、「神様の言葉に触れる」ことでもあります。一日に一度は聖書を開きましょう。どこから読まれてもよいのです。神様のみ言葉に触れることが、私たちを希望へと導くのですから。