2018年9月20日木曜日

「天国のような会話」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「天国のような会話」
 
 六日市の友貞姉から聞いた微笑ましい話。
 
 3人の老婦人の会話です。
 
 A「わたしは最近、何をするにも『よっこいしょ』と声をかけなければ体が動かないので、どうにもやれん」
 
 B「そりゃあまだいいね。わたしは『どっこいしょ』といわねばならん」
 
 C「2人ともまだまだいいんね。わたしは『よっこら、どっこいしょ』といわねばならん」と。
 
 なんとも、微笑ましい限りです。ゆっくりと時間が流れているような感じがして。なんだか天国にいるような会話だと思いました。
 
 誰が言ったかわかりませんが、次ぎのような言葉があります。
 
 「子共 叱るな 来た道だもの 年寄 笑うな 行く道だもの」
 
 なかなかいい言葉だなあと思います。私たちは自分がその時にどんな思いをしていたかよく忘れます。また逆にその時になってみなければわからないことがたくさんあります。あくまでも自分に謙虚であることが大切だと思います。
 
 主イエスは共感することを教えられます。これほど難しいものはありません。自分を捨てなければ共感できないことが多いからです。その点では、主イエスは十字架によって、すべてのことにおいて共感されたのだと思います。