「 星を眺める」
クレヨン牧師のミニエッセイ
「
星を眺める」
すっかり寒くなってきました。いま六日市から益田への道では、六℃と表示があります。これからだんだん下がっていって、零℃になるのか時間の問題のようです。
先日も益田から午前二時に帰ってきました。いつもは泊まってくるのですが、次の日にどうしても用事があったのです。深夜のドライブはなかなかスリルがあります。タヌキやキツネ、イタチにウサギと前を横切っていくのです。また、街灯ひとつない山中に一人でいると、闇に飲み込まれていくような錯覚をします。「あなたのみ言葉はわが足の灯」の聖句がよくわかります。つまり、車の前しか見ることができません。もしそこに灯がなかったらどんなに恐いことでしょうか。
しかし、楽しいこともあります。疲れはてて車を止めると、そこには素晴らしい夜の空が広がっているのです。私は冬の星座が大好きです。しかも雄大なオリオン座をみるのが大好きです。いまオリオン座は夜の空に輝いています。
きっと聖書時代の人たちもこの空をみたことでしょう。そして神様の存在を確認したことでしょう。夜空を眺めるとそこに神様を感じます。