2017年5月18日木曜日

お父さんが代わって

クレヨン牧師のミニエッセイ
「お父さんが変わって」
 
 子育ては本当に難しいと思います。親の気分で叱ったり、兄弟喧嘩の仲裁をどうするか。神様に「子育ての方法を教えてください」と祈る毎日です。
 
 先週、長女が次女をいまにも叩こうとしていました。わけを聞いてみると、次女が自分では知らないうちに長女の足を踏んだとのこと。どうしたらいいのか。長女はわざとやったと怒っている。次女は叩かれるのが恐くて泣きそうになっている。いままでなら、長女を怒っていることでしょう。しかし、瞬間に神様に祈ってみました。「神様、どうしたらよいでしょうか」と。すると瞬間に言葉がでてきました。なんと長女に「お父さんの足を踏みなさい。お父さんが変わって足を踏まれてあげるよ」とニコッと笑って相言いました。すると長女は弱い力で踏んでくれました。
 
 神様が教えてくださったことは、どんなことだったのでしょうか。それは十字架の意味かなと思いました。「神様、どうぞこの人の罪に変わって私の手の釘をもっと深くお打ち下さい」とのキリストの声が聞こえてきたような気がしました。
 
 私たちは意識しないで、神様に対して罪をおかしています。そのたびにキリストは身代わりとなって、私たちを守ってくださっているのです。このキリストのために働きたい。