社会全体になにか重い空気を感じるのは私だけでしょうか?新しい年になって、すでに3件のバラバラ殺人事件のニュースがあり、小学生の自殺もありました。飲酒運転のニュース、教師によるセクハラ、企業、政治家による汚職のニュースも毎日のように流れます。重い空気は社会だけでなく、確実に教会へも押し迫っています。教会はそのただ中にあって、「こんなときどうする?」と、神様から問われているようです。
牧師たちの中にも明らかな現象がでてきました。精神的に落ち込むだけでなく、それに耐えられなくなって職務を続けることができないことが起こっています。なにかおかしいと思うのです。深夜の祈りで「自分はどうしてこんな状態だろう」と考え落ち込むことがあります。「何をやっているのか」と情けなくなることも多いです。それでも祈りの中にいると、イエス様のみ言葉をいただき、もう一度やってみようと勇気を与えられます。
こんな時だからこそ、聖書をしっかり読むことが大切です。旧約聖書には、いま社会で起こっていることのすべてが書いてあります。殺人、汚職、いじめ、不倫、暴力・・・。すべて聖書の中にでてきます。その中で、人間はどのように生きてきたか、神様はどのように導かれたか。御子イエスは、なぜ私たちのところに来てくださったかを再確認するのです。
深夜の祈りの中でいただく勇気は、み言葉が支えてくださる勇気です。どんなことがあっても、となりにはイエス様がいてくださるという勇気です。