「十字架で鯛をつる」
2019年5月28日火曜日
「十字架で鯛をつる」
クレヨン牧師のミニエッセイ
「十字架で鯛をつる」
ある会合の席で「ことわざ」の現代的な解釈ことが話題になりました。そのことわざとは、「エビでタイを釣る」というものです。その解釈はだいたい3つでした。
1、安い餌で高価な魚である鯛を得る。まるもうけということ。
2、鯛にとってはエビはご馳走。きちんとした「おもてなし」をすること によって大きな利得を得るということ。
3、魚釣りの餌を考えると、エビは高価な餌。大きな利得を得るには、そ れなにり大きな投資が必要。それができるかどうか。
本当の意味は・・・と、ことわざ辞典を調べてみてものってませんでした。しかし、どれももっともだなと思います。現代社会の状況によっては、エビをどうみるかなのですね。
この「エビでタイを釣る」のエビとタイをいろいろと入れ替えてみました。エビを信仰、タイを神様の救いと考えたらどうなるか。エビが十字架だったらどうでしょうか。なかなか意味が深いなあなどと思います。
私たちは一つの出来事を、それだけで考えてしまいます。しかし、必ずそれはつながっているのです。ひとつの出来事が次の出来事へと発展していくのです。しかし、信仰の世界は、「信じる」という出来事から神様の出来事へとつながっていくのです。信じることからはじめる。それは復活を受け入れることへともつながり、それが私たちの救いへとつながり、そして神様へとつながっていくのです。
「十字架で鯛をつる」