「余裕をもってね」
クレヨン牧師のミニエッセイ
「余裕をもってね」
やっと、子供達の夏休みが終わります。我が家では小学校に入学して初めての夏休みでした。この1ケ月半を振り返ってみると、やることを探す毎日だったように思えます。ヒマを持て余しているのがわかるのです。かといって、毎日プログラムを考えるのも至難の業でした。結局はテレビのお世話になるのです。
さてそんな中、宿題以外の勉強をさせるのは戦いの日々でした。「なんでせんといかんの」「お父さんはいっこも遊んでくれん」「勉強しかさせることがなくて、意地悪でさせとる」とか言われると、こちらもカッーとなり、ついには爆発します。「なんでやるのか外で考えてこい」とばかりに玄関の外へほうり出すしまつ。(ああ情けなや)。しかし、子供っていうものは・・・と思ってしまうのです。
外に放り出された華美は何をしたと思います?まず、握っていた鉛筆で牛乳箱に落書き(なんとスマイルマークを)。その後、時間を持て余したのか、プランターに水やり、ついでに車を2台とも洗車。このような姿をみて、親のほうが反省です。
怒られてもなお余裕がある娘に、「お父さん、なにイライラしちょるん。マイペースでいいじゃん」と言われたみたいです。神様の前にどれだけ余裕をもって立てているか。