2018年8月28日火曜日

「メイクベターとメイクニュー」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「メイクベターとメイクニュー」
 
 先週広島で、ある企業のパーティに出席する機会があたえられました。初めての経験でしたので、ワクワクいたしました。しかし、始まってみると、入り口にて会長さんと社長さんが立って挨拶されただけで、あとはプログラムなしという不思議なものでした。想像していたのは、挨拶があって乾杯があってスピーチがあってというものでしたから、何にもなくただ食べて自由に解散するというパーティが新しく感じたのです。
 
 さて、本当にただ食べて話しているだけなのかを観察してみると、ほとんどが名刺交換であるとわかりました。つまりは「新しい出会いの場を設定」してあることに気が付きました。このようなパーティでお客さんが喜ぶのは何かということから考えだされたものだったのでしょう。
 
 お客さんが帰られたあとの、社員だけの打ち上げパーティにも出てみました。するとそこでは、挨拶、訓示、乾杯、など予定通りの進行でした。訓示の中で会長さんが次のようにいわれました。
 
 「初めてパーティにかかわった人は《メイクベター》、すでに経験している人は《メイクニュー》をお願いしたい」と言われました。お客さんに次ぎにはもっと喜んでいただけるものと、新しい感覚で喜ばれるものを作り出せということでした。教会の宣教にかけているものを見た思いです。