米国およびイスラエルによるイラン攻撃に抗議しすべての当事国に武力攻撃の停止と対話による平和構築を求めます
キリストの平和に仕えるキリスト教会として、わたしたちは2月28日にはじめれた、米国およびイスラエルによるイランへの軍事攻撃に抗議し、対話による平和構築を求めます。この軍事攻撃は国際法違反であり、中東地域の平和構築の努力をないがしろにするものです。わたしたちはまた、すべての暴力に反対する立場から、イランによる関係各国への報復攻撃、ならびにこの報復攻撃に対する対抗攻撃に対しても深刻な懸念を表明します。
2月28日、ルーテル世界連盟は「この中東情勢の悪化に懸念を表明し、関係するすべての当事者に対し、最大限の自制と国際人道法の遵守」を求めました。※1 また同日、ヨルダンと聖地福音ルーテル教会(Evangelical Lutheran Church in Jordan and the Holy Land)のイマド・ハッダッド司教は、パートナーである世界のルーテル教会にむけて、「終わりのない戦争が避けられないかのように語る政策立案者たちに異議を唱え」、「深刻な経済的困難、不安定さ、そして恐怖に直面」する「苦しんでいる人々と共に公に立ち上がり、すべての人々の尊厳と安全を守る、公正な平和を粘り強く訴え続ける」ように呼びかけました。※2
中東においては、長く繰り返されてきた戦争と軍事作戦により、これまでに多くの人命が失われ、社会インフラが破壊され、とりわけ貧しい人々の生活が破壊されてきました。この暴力の連鎖は、相互の努力によって克服され、困難な中にある人々の暮らしが守られなければなりません。
「できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい」(ローマ12:18)と聖書に命じられているわたしたちは、生きることの困難さの中にある戦地の人々に連帯するとともに、米国、イスラエル、イランおよびすべての関係国に、武力行使の自制と戦闘の即時の停止、外交と対話による平和的な事態解決の実現を強く求めます。
2026年3月7日
日本福音ルーテル教会
議長 永吉秀人
