『教会の基礎』
「この教会の基礎は腐っていますね」とある人に言われました。牧師である私は、「そんなことはありません」と反発しました。しかし、それは本当なのです。となりのビル工事の建築家の眼でみれば事実なのです。
私は聖書を読んでいたので、建物の基礎と教会の基礎をだぶらせて聞いてしまったわけです。そのことでいろいろと話ができました。
建物にとって基礎とは何か。基礎のない建物はありえないこと。一番に気をつけるところが基礎であること。建築家の話を聞きながら、私たちの教会は幸せだなとしみじみ感じました。それは、イエス・キリストという土台(かなめ石)の上に建っているからです(エフェソ4:20)。腐ることなく、倒れることなくいつも支えて下さる。私たちは無意識のうちにも、そこに建つことをゆるされているのです。
一人一人の基礎もイエス様・キリストであれ。