2019年10月9日水曜日

「目標・ゴール・期間」

阿久根ルター君の朝のみ言葉

「目標・ゴール・期間」

マタイ 10:7 行って、「天の国は近づいた」と宣べ伝えなさい。

少し落ち着いてきたので、時間をみつけて読書をするようになりました。めまぐるしく時間が過ぎていくなかで、何かひとつでも違ったことをしておかねばとおもったからです。しかし救援活動に入り込んでしまうとそのような時間はなくなってしまいます。今日読んだ本の中にあった言葉です。「オーケストラは、これから演奏しようとする楽曲、つまり目標を知らないメンバーはいない」。救援活動も一致した目標は何かを常に示す必要があります。目標とゴールと期間。これが明確にしめされてこそ活動がよりよい報告に進んでいくのです。この3つを本部が示しているかをたえず考えておかねばなりません。

イエス様は弟子たちを派遣するにあたり、イエス様は同じ権能を弟子たちに与えられました。その働きはほとんどイエス様の働きと同じです。また、行って人々に宣べ伝えることも「天の国は近づいた」ということであり、これもまたイエス様の教えに基づいています。また派遣するにあたり注意されたことは、的確な指示でした。

台湾の教会でのセミナーで一番印象に残った言葉は、「貧乏の夫婦にも、金持ちの夫婦にも子供は与えられる」という言葉でした。これは教会の宣教方策、宣教目的の話のときに出てきた言葉です。台湾のルーテル教会は、その宣教目標に新しい教会を生み出すことをあげていました。どんなに小さな教会で予算がなくても、どんなに大きくて安定している教会でも教会は生み出すことができるのだと教えられました。

イエス様は弟子たちを派遣するにあたり、「行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい」と言われました。大きな目標はみ言葉を宣べ伝えることでした。このはっきりとした目標のもとに派遣されたのです。私たちの活動におけるイエス様のみ言葉はなにかを考えつつ今日も被災地に立っています。