2019年5月30日木曜日

「証を書く」

クレヨン牧師のミニエッセイ

「証を書く」
 
 「証しを書く」というのが、今回の伝道セミナーの大切な作業でした。原稿用紙を3枚与えられ、戸惑った方々の多いこと多いこと。皆さんも同じ気持ちになるのではないでしょうか。「証し」を書かされるのだったら来なかったのに。約束が違う(誘った方がそんなことを言わなかった)。などなど、反応は様々でした。
 
 ところが、いざやってみると真剣そのもの。天城山荘は一時静寂につつまれたのでした。一人一人が真剣に神様と向かい合う時間の、その静けさに感銘をうけました。しかし、その「証し」をグループで発表し、吟味され、教えられつつ気がつけば、なんと神様の導きの豊かさ、深さ、暖かさを感じたのでした。
 
 「証し」を書くということは、はじめは困惑するのもかもしれません。何も書くことがないと思うのです。しかし、じっくりと落ち着いて神様と向き合ったとき、これまでの導きに気がつくのです。私を守って下さっている神様をそこに感じるのではないでしょうか。「証し」がない人はいないのです。神様に守られて生きている私たちはその存在自体が証しであり、それを人々に伝えねばおれなくなるのです。
 
 伝セミ「証し集」が出版されるとのこと。いまからとても楽しみです。どんな恵みに溢れたものになっているでしょうか。来年は皆で参加しましょう。牧師だけが恵みをいっぱいいただいているみたいで申し訳ありません。